今年も残り3か月を切り、振るわないパフォーマンスを眺めながら奮起して銘柄選別していた今週は上に下にあわただしい週でもありました。
ということで今週の売買を振り返ります。
売買履歴
【買い】
三機サービス（新規買い）
エイチワン（新規買い）
EMシステムズ（買い増し）
正栄食品工業（買い増し）
【売り】
ローツェ（売り切り）
フジマック（売り切り）
コメント
今週も引き続きＰＦの組入れを見直し。三機サービス、エイチワンを新規買い、EMシステムズと正栄食品工業を買い増して、比較的好調な銘柄に資金を集めている状態です。
売りはローツェを売り切り。フジマックは株価が奮わないのでいったん外すこととしました。この結果、ＣＰはやや低下して28％程度となりました（前週比で-10％ぐらい）
銘柄メモ
今週は連休明けから値動きの激しい展開となりました。個別銘柄のメモを記録しておきます。
6323 ローツェ
10月11日引けに中間期決算＋通期見通しの上方修正を発表。修正幅は利益ベースで50％を超過し、EPSも約160円。文句のない決算だと思っていたところ、翌日の株価は前日比－18%以上の急落！
急落の原因は色々あるのでしょうが、決算短信から読み取ると受注残高が前年同期比で72.9％であった点でしょうか。確かに１Ｑの前年比193.6％に比べるとインパクトの足りない数字でもあります。
売買のほうは、決算当日に噴いたので一部を利確。決算発表翌日の大幅下落時に一部を損切り。昨日、全て売り切り、といった感じです。
１Ｑの内容では業績上振れは織り込み済みという印象はあったのですが、PER16倍程度の銘柄でここまで下げると予想外でした。これほどの下落を食らったのは昨年春のヒラノテクシード以来だと思います。いやいや反省、反省。
5989 エイチワン
今後の保有銘柄を考えたときに、そろそろ新規組入れも考えなければ、と思い購入した銘柄。今後為替が円安に傾いた場合に備えて、業績の良い低PER銘柄を購入。
すでに上方修正済みで、株価は上昇も予想PERは8倍台、PBRは0.5倍。
為替レートは外需銘柄の中でも保守的な105円想定。ローツェの件ですっかり決算マタギが怖くなったのですが、これにもめげず打診買いしてみました。
6044 三機サービス
いよいよイナゴ投資家としてデビューです（ウソですよ）。
一応、１Ｑの数字を確認してから水曜日の寄りで打診買いしました。１Ｑの数字を見た印象は「利益率低っ！」というものでしたが、売上高が想定より10％程度上振れているのを楽しみに新規購入です。
この規模の少ない数字で１Ｑの営業利益率どうこういう銘柄ではないのですが、利益率の低さは決算説明書等でも触れているようにこの会社の課題。外注費の圧縮や人材育成による技術者のスキル継承など利益率改善に取り組んでいるように読めます。
トータルメンテナンス業務の比率を挙げる方針も会社計画のとおり。このあたりのことはとても長い話になりそうなので、詳しいことは他の有名ブロガーさんの分析でも読んでみてください（手抜きじゃないす）。
いろいろと書いていますが、この利益率で予想PER15倍程度だと割安とは言えないかもしれませんね。とりあえずもう少しだけ保有するつもりでいます。
今後の方針
わが保有銘柄の多くは10月末から11月上旬にかけて、権利落ちや中間決算、本決算発表と言ったイベントが目白押しです。機動的に銘柄入れ替えを行うために引き続き監視銘柄の精査を進めていきます。また、リスク管理については逆指値を徹底するなど、二度とローツェのようなことがないようにしたいですね（苦笑）
