今日で8月が終わりです。「夏枯れ相場」という言葉がありますが、日本株は例年に比べ堅調に推移した印象があります。
ただ、堅調というのは大型株や為替の影響を大きく受ける銘柄中心の印象で、好業績の銘柄でも軟調に推移する傾向が強い状況です。特に食品スーパー・ドラッグストアーなどの小売りや内需系の個人好みの好業績銘柄が売りたたかれているようです。
かくいうワタシもこの影響をモロに受けていて、ご存知の方も多いと思いますが、とてもイライラする保有銘柄溢れるPFとなっています(笑)
このような下落は、ワタシに真剣な取り組みを促してくれるいい機会であるのですが、下落していることでもって相場から疎遠になることはむしろもったいないことだと思うんですよね。
現実を受け止め、時には今やっている投資手法にアレンジを加えるたり、精神的な強さを養うとか、将来に渡って生き残ることができるように投資家としてレベルアップを目指して日々精進していきたいと思います。
ということで最近の売買はこちら
売買履歴
- 買い
- エスティック(買い増し)
- アグロカネショウ(新規買い)
- ローツェ(新規買い)
今週は8月も終わりだし、新たな銘柄の組み入れはやめておこうと思っていたのですが、ついついいろいろと買い増してしまいました。
4955 アグロカネショウ
典型的なバリュー銘柄を打診買いしました。
8月10日に発表された2Qによりますと、今期は研究開発費が膨らんだために増収減益の見通し。それでも、売上高こそ計画未達であったものの、利益面では中間期見通しに比べ10%程度の上振れ着地。もともとドル円よりもユーロ円で業績に影響がでてくるようですが、円安傾向がここから続くことを前提として買ってみました。
営業利益、経常利益など見通しと比べると減益幅が縮小しており、この傾向が下期まで継続すれば、業績の拡大、ひいてはさらなる株価上昇も見込めるのではないでしょうか。
6323 ローツェ
ローツェの業績自体は1Qで好調との評価でしたが、株価は一時的に吹き上がりましたが、その後は小康状態となりました。昨日になって半導体市場への期待もあって関連銘柄も上昇したことを受けて、新規購入となりました。
1Qに対する進捗率や前年同期比受注残が好調・・・などということはすっかり株価に織り込まれているでしょう。
半導体の市場動向など株価との関係などは専門家でも読み切れない部分は承知で、これまでの投資スタンスとは相容れない銘柄です。色々と試行錯誤を経て実験的な意味も含めて購入となりました。
今後の方針
ドル円は112円台復帰で、日経平均株価も回復傾向にあります。地合いが良くなれば自分の銘柄もつれ高を期待したいところですが、そんな甘くないのが市場というものです。
プロの投資家でもなんでもないので、マイペースで投資を継続することもできますが、上手い人はそれなりの努力を続けているもの。ワタシも見習っていきたいと純粋に思いましたね。