新年あけましておめでとうございます。
さて、昨年は事前の予想どおり厳しい相場環境が続くであろうと予想していましたが、まさしくその通りの展開となりました。
上半期は中国不動産バブルに発した経済破綻懸念、そのあとに英国のEU脱退、そして年後半にはトランプショックなどなど、まさに波乱含みの連続でありました。
基本的に信用取引なしの現物運用であるため市場からの退場はありえないのですが、投資に必要なモチベーションも維持しつつ、一年間継続できたことは良かった点だと思います。
このような向かい風に対峙しつつ、あきらめずに相場に参加し続けたことが年初来プラスにつながり、改めて続けることに対する大切さを知らされました。
また、逆風の中での運用ということで、自分なりの運用資金のマネジメントに関する課題も判明し、高い経験値を得られたことも昨年の収穫ではありました。
年間パフォーマンス+10%という目標を掲げていたところですが、正直、年途中には年初来-2%ぐらいまで戻せば十分覚悟していました。このような過程を考えれば、昨年のパフォーマンスは自分としては満足な運用結果だったと思います。
個人投資家の中では数十%以上も上昇するヒトも見受けられます。そもそも運用成果は手法も目標も生活スタイルも様々なので比較すべきものではないというワタシなりの考えがあるのですが、日ごろから見習うべきところは学びつつ、自分に最適な投資手法を模索しながら今年も楽しく株式投資を続けていきたいと考えます。
このような実情を踏まえ、今年の目標は例年どおり「年初来+10%」とし、これまでどおり、「維摩一黙」「沈黙は金なり」をコンセプトとしたブログスタイルとして更新していけたらと思います。
本年も拙ブログをよろしくお願いします。